尾道を歩く
魅力いっぱいの港町
魅力いっぱいの港町
この屏風は安永3年(1774年)に描かれた、江戸時代中期の尾道を知る秀逸の資料である。寺院41ヶ寺を始め、荷揚げされた海産物などがじつに詳細に描かれている。手前の海上に林立する帆柱こそが、当時のヒト・モノ・カネ・情報・経済などでの日本の大動脈であった「北前船」の入港である。
平成11年(1999年)、尾道から四国今治へ瀬戸の小島伝いに10本の橋が架かる。
名付けて「しまなみ海道」。 新たな歴史の始まりである。
尾道の風景
坂のまち尾道の坂道は、すべて海へとつながる……。
川のように細い尾道水道を走る小船のポンポン音が、狭い坂道を昇っていく。
石畳・タイル貼りやレンガ造りの様々な表情を見せる坂道や小路。肩を触れ合うように細い坂道や小路を行き交う人たちの挨拶の声がやさしい。
「尾道は文化が文明を超えた町」と表現したのは当市出身の映画監督大林宣彦。尾道映画を撮り続ける。
そのほか、小津安二郎や新藤兼人などが尾道を舞台とした数々の名作映画を残している。
尾道の風景

小路や坂道を登れば、海(その幅はわずか1〜200メートルほどの川のような尾道水道)を見下ろす山の斜面に、悠久の歴史を刻む寺が今も58ヶ寺残る。そのすべてが住民をまた旅人をやさしく迎える。
季節の花や鳥たちが境内を彩り、四六時中人が憩う。
陽が沈む頃、尾道水道にゆらゆら映える夕陽は格別の美しさを醸し出します。
海と港と寺と坂道・小路と文学と映画とラーメンと海産物のまち・・・・。
――――――――――――― そして、尾道はやさしいまち。
そのまちが、尾道佃松・川原食品のふるさと―――――――――― 。